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労務安全教育資料館 の日記

整理・整頓・清潔

2013.09.29

 JRの駅に設置されているエレベーターを利用することが多くなった。これまでは、階段を駆け上がることにこだわっていたが、案外、エレベーターは便利で、よくすいていたりする。遠慮してみんなが使わない。年齢的にいえば、エレベーターを使用しても苦情を言われないはず。先日は、やはりエレベーターを活用してしまった。1階からプラットホーム階間で行くのですが、エレベーターの床面はティッシュペーパーが散乱していて、汚いな、どういうことと一瞬思いましたが、そのまま乗り込み、プラットホーム階に着いた。ところが、ちょうどそこには、お二人の初老のご婦人、二人組みがエレベーターを待っておられて、入れ替わりに乗り込んだのですが、「まあ、汚いね」と声を上げました。これでは、私が、汚したようではないか。お互いに疑惑の目を向け合って、この汚れた状況は存在し続ける。
 汚れた状況が当たり前と受け止められ、地域の共通の認識、「当たり前」と受け止められるようになってしまったら、駅はどんどん汚れていって、不快感をいつもいつも受け止めなければならない場所となってしまう。それがいやなら、少々急いでいても、また、何で自分が清掃しなくてはいけないのなどと思っても、それらを乗り越えて、率先して清掃をするべきではなかったのか、気になるところです。誰かがやれば、みんなが清清しい。これが社会に対する貢献、義務ではないのか。
 ドイツに観光旅行に行ったことがありますが、大変きれいな国で、道路にごみが落ちているのを見たことがない。人々は、道路の信号を遵守している。道路わきに、どぎつい表現の看板が掲示されているのも見たこととはない。みんなが、国土を大切にし、きれいにしている。中世の趣をそのまま残した観光都市ハイデルベルグ、街中を散策してつかれたので、ベンチに座っていた。小さな紙切れが落ちていることは知っていたが、自分が捨てたものでもないし知らん顔していた。すると、たぶんドイツ人だと思うが、穏やかな顔をしていて、近づいてきて、なんとそのごみを拾い上げゴミ箱に捨てた。ショックだなあ。まるで、私がごみを捨てて、そのドイツ人が、拾い上げ、周りの美化、環境に配慮する行動をとり、私に教示してくれたようではないか。ドイツが発展し、人々が豊かな暮らしをしているのはなるほど、と思われる。それに比べて、私は、ごみも拾えない。、

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